暴力根絶の宣言

サッカーの指導現場における暴力根絶の宣言

 

スポーツの本質は楽しむことです。だれもが目的やレベルに合わせてスポーツに親しむことで、達成感や充実感、生きがいを享受します。また、プレーヤーがフェアにひたむきに戦う姿は、観る者に勇気と希望、生きる活力を与えてくれます。

未来を担う子どもたちや選手を育てる指導者は、日本のスポーツ発展の一翼を担っています。プレーヤーがサッカーを楽しみながらレベルアップしていくこと、彼らの向上心を高め、挑戦する姿勢を後押しすることが指導者に課せられた重要な使命なのです。失敗を恐れない、たくましい選手を育てるためには、時として厳しい指導も必要です。それ自体を否定するものではありませんが、その中に暴力的な指導は含まれてはならないものです。我々が常に掲げてきた「Players First!」、そして「リスペクト」の精神をあらゆる取り組みの基盤とし、これからも一層徹底していきます。サッカーの指導環境の改善に努め、その努力を惜しみません。そして、登録チームのすべての指導現場での暴力や暴力を用いた指導をしない、させないこと、いかなる目的であっても暴力を許容せず、スポーツ現場における暴力根絶の努力をつづけることを誓います。

これは単にプレーヤーを守るだけの立場に立って指導者にプレッシャーをかけようというものではありません。指導者の皆さんを今まで以上にリスペクトし、支援することで、サッカーを取り巻く環境を真の達成感と笑顔のあふれる豊かなものにしていきたいと考えています。

これらの考え方にご賛同いただき、関わるすべての皆さんと協力し、団結してより良い指導環境をつくっていきたいと考えています。以下の宣誓書にご署名の上、提出頂くことで、ご賛同の意思表明とさせて頂きます。何卒ご協力の程よろしくお願い致します。

2013516

公益財団法人日本サッカー協会

 

府中市少年サッカー連盟加盟団体各位

府中市少年サッカー連盟加盟クラブにおいては、日本サッカー協会の『サッカーの指導現場における暴力根絶の宣言』に基ずき、指導現場、大会その他全てのサッカーに関わる現場において、体罰・暴力の根絶に努めていただけますようお願い致します。

2018年5月24日

府中市少年サッカー連盟